天心vs.拓真戦 決定!さすが黄金のバンタム級、どっちが勝ってもアンチを黙らせるに値する

ボクシング

9月25日(木) 「Prime Video Boxing14」の発表会見がありました。中谷潤人が階級アップのために返上したWBCのベルトをかけて、那須川天心と井上拓真が激突することが発表されました。勝負論アリアリの熱い試合。リスクの方が大きい試合な気がするのですが、見どころ満載です。

2025年11月24日 WBC世界バンタム級 王者決定戦 場所:トヨタアリーナ東京
同級1位 那須川天心 7戦7勝 2KO キックボクシング42戦無敗 サウスポー
同級2位 井上拓真 22戦20勝(5KO)2敗  元WBA世界バンタム級王者 オーソドックス

無敗の神童か 元王者の意地か 判定決着濃厚!

那須川天心のボクシングデビューは2023年4月、驚異的な成長速度で世界ランキング入りを果たした。一方、井上拓真は2023年4月にWBA世界王者となり2度防衛。前戦の堤聖也に判定負け、およそ1年ぶりの再起戦でいきなりのタイトルマッチ。日本ボクシング界をリードする帝拳ジムvs.大橋ジムの構図って凄すぎる。お互いハイリスクハイリターンをよく受けましたよね。拓真はIBFに行くもんだと思ってたら、井上尚弥が「絶対勝てるから!」と言ったらしい。

見どころは、天心のスピード対 拓真のテクニックとか言われますが、拓真もスピードはありますよね。はっきりしてるのは両選手ともKO率が低い(天心29% 拓真23%)天心は前戦、前々戦と世界ランカーとの勝負で圧倒したが判定。拓真は直近10試合中7試合が12R判定。やっぱ12Rフルの試合濃厚ですよね。

どちらもボクサーファイター?

トレーナーが会見で言ってた通り、拓真は近くても遠くてもOKのオールラウンダー。天心はどちらかというと中距離か。近距離はモロニー戦で打ち合って、ぐらつく場面もあったので疑問符がつく。素人でもわかる観戦ポイントは、リングのどこで試合をするのか?相手との距離が試合を左右するのではないでしょうか。そして両者とも交戦的な選手だということ。「1Rから行きます」と発言した天心、堤戦では1Rから打ち合ってた拓真、初っ端から高度な技術合戦が繰り広げられるので100%退屈しない試合になりますよね。

那須川天心
試合ごとに驚異的な成長
距離を取って戦えばパンチをもらわないディフェンス力
初の12R スピードが持つかどうか

井上拓真
天心に堤ほどのパンチはないと見れば、前にガンガン行ける
距離を潰して巻き込んで戦えば総合力で上回る
1年間試合から遠ざかっている

天心のセンス対拓真の経験値。天心はここで負けるようじゃ・・だし。拓真は負けたら、いよいよ崖っぷち。意地のぶつかり合いでしょうか。何も日本人同士で世界戦やらなくてもと感じるところもありますが、この階級は日本人が強いのでやむなし。バルガスは堤に任せましょう。メディナは・・?12月はサウジアラビアで「ナイト・オブ・ザ・サムライ」が行われるし、ボクシングが熱くなる季節がやってきました。

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