『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』第4話 クセつよ俳優陣が本領発揮!シルビア・グラブ、小林薫、市原隼人から目が離せない!

ドラマ

秋元才加の光るお芝居!

毛脛モネ(秋元才加)の息子、朝雄の担任とのシーンで見せる秋元才加の地キャリアが見える安定感あるお芝居。AKBのアイドルからアクション映画や舞台への挑戦。地道にキャリアを築いてきた彼女のシーンはドラマ本編同様、「一生懸命に生きている」が感じられました。

マスターやらせたら日本一!小林薫

あと、怪しいジャズ喫茶のマスター風呂須太郎役の小林薫さん、「うちはぼったくりなんで」

最高!本当に怖いのか、実はいい人なのか、両方なのか?この人の演じるキャラは毎度悩まされる。登場カットは短いし、セリフも少ないけど表情が印象的。「深夜食堂」以来、マスターといえばこの人。

80年代!やっぱスリラー出てくるんかい!

ジェシー才賀(シルビア・グラブ)オーナーと倖田リカ(二階堂ふみ)とのシーン

マイケル・ジャクソンのスリラーの踊りを入れてみたらと半ば強引に勧められ、なんと2人で練習。さすが上手い!普通にやり切って見せるのが面白かった。そして、オーナーの一言「石立鉄男と同期!」は吹き出した。わかる人少ないのでは?と思う、ザ・80年代!別シーンの「ぴあで確認した!」も笑えました。

今期のドラマは昭和を意識したドラマが多いですね。「じゃあつく」も昭和男子の価値観で生きてる主人公だし、「小さい頃は、」はユーミンだし。昭和は良かったではなく、アンチテーゼに近い、価値観のアップデートを描いているのではないだろうか。「もしがく」は時代設定がそうなだけで違うかも知れませんが。

三谷幸喜嫌いでも、共感しやすい回

久部三成(菅田将暉)に最後のセリフを考えるように言われた蓬莱省吾(神木隆之介) が渾身の振り付きセリフ。ノーシェークスピア ノーライフ

三谷幸喜っぷりがダダ漏れですな。

4回も重ねてありがとう来ると、いろんな設定が違和感なく入ってくることに気がつく。やはり情報量がめちゃ多いんですね。1、2回は俳優達が登場するたびに目を奪われてた。まず勉強してる感じだったし。そう考えると、ドラマとしては偏差値高めなんでしょうか。

八分坂のセットは秀逸!

そして、八分坂のセットが何度も登場。本編放送前の21:54から始まるミニ枠でセットの作り方やこだわりを見たせいか、ついつい見てしまった。千葉県茂原市につくってたんですね。被写体の背景に映っているのが、かなり精密でフォーカスが少し合ってないと一層リアルに見える。

まとめ

いよいよ舞台感がバリバリ出てきました。どうなるんだろうと見ていたが、トニー安藤(市原隼人)やっぱりナイス出番でした。舞台に真摯に向き合う姿と強面のギャップ萌えですな。

後半は化けるWS劇団。いや、久部劇団!

ドラマ後半はスピード感もあって、サクセス感が急上昇していく。連ドラだけど1話完結型のエピソード。小気味いいですね。

今回は俳優さんへの感想を中心に書いてみました。

ラストの劇団員総出演のシーンはもはや前半終了感が出てました。そしてバッピーな終わり方になっているところを見ると、次回5回はもう一度突き落とされるんでしょうね。そう考えるとまだまだ先が楽しめる!

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