ボクシング バンタム級 更新 井岡一翔がついに5階級制覇へ 比嘉大吾は引退保留!?堤も臨戦体制!増田はどこへ行く?

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目まぐるしく変わるバンタム級戦線、年末に向けて忙しくなってきました。元世界4階級制覇王者で前WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(36=志成)が1階級上のWBAバンタム級で9位、IBFも11位にランクイン。日本人男子初の5階級制覇へ。さらに日本王者の増田陸が王座返上と、また動きが活発になってきました。

メジャー4団体を日本人が独占したのが2024年。WBC中谷潤人、IBF西田凌佑、WBA井上拓真、WBO武居由樹。堤聖也が井上を破り新王者になり、中谷・西田の統一戦。堤が休養王者となりバルガスが正規王者、比嘉大吾が挑戦するもドロー。武居がまさかの防衛失敗。統一王者の中谷が階級アップのためベルト返上。そのうちの1本WBCのベルトをかけて王座決定戦が11月に行われる。

井岡一翔 日本人男子初の5階級制覇へ

まだ本人及びジムからの正式発表はないですが、井岡選手が世界9位にランクイン。WBAにバンタム挑戦の意思を通達しているという証拠だと思われる。水面下で話してなければ、いきなりランクインはありえない。井岡と言えば大晦日が恒例ですが、さすがにいきなりの世界戦は難しいと思われます。今回ランクインしたのが縁が深いWBAというのがミソ。同じ志成ジムの比嘉大吾は引退表明してますので、同じジムの井岡に世界挑戦が回ってくるのでしょうか?暫定王者のドネアいますしね。対戦を熱望していたエストラーダもバンタムに上がってきてる。

※10/21の時点 WBCでも5位にランクイン情報

2024年 5月2024年 10月2025年 6月2025年 9月2025年 11月2025年 12月
WBC中谷潤人中谷潤人中谷潤人ーーーー那須川or井上那須川or井上
WBA井上拓真堤聖也休養王者 堤聖也
正規王者 バルガス
休養王者 堤聖也
正規王者 バルガス
休養王者 堤聖也
正規王者 バルガス
休養王者 堤聖也
正規王者 バルガス
WBO武居由樹武居由樹武居由樹メディナメディナメディナ
IBF西田凌佑西田凌佑中谷潤人ーーーーーーーーーーーー

増田陸よ、どこへ行く!?

増田陸は11.24の「Prime Video Boxing14」(トヨタアリーナ東京)のサポーティングカードでWBC世界14位のホセ・カルデロン(メキシコ)と10回戦で戦うと発表。IBFの決定戦がうまく決まらなかったのでしょうね。日本王座返上なので世界前哨戦であることは間違いない。この後の動きが気になります。IBFかWBOか、待つしかないですね。

井岡の経験とテクニックはバンタムでも通用する!?

スーパーフライ級でも十分世界トップと渡り合う試合を見せてくれてましたが、正直なところウェイトの壁を感じます。フェルナンド・マルティネスとの2試合はテクニックでは負けてなかったし、試合全体通しても負けてなかった。でもマルティネスがパワーで上回ってた感はあります。ナチュラルウェイトではない事の表れ。バンタムに上げたら尚更パワーに押し負けることも想定されます。パワー、フィジカルはテクニックや経験を凌駕する可能性あり。相手選びが重要になります。となると誰なんだ!?今更、無名の世界ランカーもないでしょうし。

比嘉大吾が引退から一転「保留」へ

記事を書いている途中に、飛び込んできたニュース。WOWOW「エキサイトマッチSP」の収録でWBAライトフライ級王者の高見亨介と出演した際の囲みで「引退は・・保留で」と発言。海外のメディアでドネアとの対戦もあると報じられてましたが、4回連続世界戦あるのか!?完全に負けたわけでもないので未練が残るのはわかります。

堤聖也が休養明け臨戦体制!

そろそろ、武居選手の復帰宣言が発表されてもおかしくない。そして、休養王者の堤はメキシコ合宿を終え、臨戦体制。7月に比嘉大吾と試合をした正規王者のバルガスは試合間隔的にはOK。12月に盟友の敵討ちあり得ます!

日本人選手が渋滞気味ですが、バンタム級はますます熱くなるばかり。試合ももちろんですが、考察するのが楽しみになってきました。

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